やりたい仕事も決ってないのにキャリアパスなんて描けない・・・というのは間違いです。

「ビジネススキル」といっても、その中身を分解すると様々なスキルで構成されていることが分かります。プレゼンテーション能力や論理的思考力、積極性、業界内で通用する専門技術…数えるだけでも大変です。ただ、そのスキルを分類していくと、スキルアップが難しい性格的な特性のグループや、元々持っている思考力といった基礎的な能力のグループだけではなく、努力や経験でスキルアップが可能な業務能力や実務知識、専門能力が存在するのです。

ここで特に注目したいのは、「実務知識」というグループに属する能力です。
そこには、法律、財務、労務、マーケティング、経営管理に関する知識、さらに、語学力、パソコン技能といった能力が属しています。一般にこれらのスキルは、どの業界でも通用するスキルであると言われます。転職を繰り返したとしても、いつも自分を守ってくれる普遍的な技能なのです。これらの実務能力は、社会人になり、自らのキャリアパスを考えるようになってから、重要性に気付く方が多いのが現状です。

実務スキルがどの業界でも通用する普遍的なスキルだということは、どの業界で働くかを決めていない段階から、キャリアパスが描けるスキルであるということになりなす。就職というのは、キャリアパスのスタート地点とも言えます。自らのキャリアパスをイメージでき、就職をその通過点と捉えられる学生こそが、企業の求める人材なのです。


資格取得によって身につけられる法律・財務・語学といった実務知識は、どの業界に就職しても通用するスキル。

ビジネススキルの構造を理解すると、どの業界でも通用するスキルが存在することが分かりました。こうした法律、財務、人事労務などの知識は、業界が何であれ、企業や団体である以上、必ず必要とされる知識なのです。

では、こうしたスキルはどのようにして身に付けるのでしょうか?下図をご覧下さい。『大学生協(推奨)のWEB資格講座』で取得できる資格を、先に挙げた分野ごとにプロットしています。つまり、法律、財務、IT、語学など、様々な分野のスキルは、資格取得をすることで身に付けることが可能なのです。このWEB資格講座をうまく活用すれば、こうした実務知識をいくつでも習得できます。


就職活動対策で資格取得するのではなく、将来のキャリアパスを考えて取得することが大切です。

よく就職活動対策として「何か資格を取らないと」という話しを聞く事があります。就職活動に対して危機感を持って行動することは、とても大切ですが、就職活動対策という動機だけで資格を選ぶのは少し残念です。また、採用担当者もプロですから、それをすぐに見抜きます。「自分は将来、こんなふうに社会で活躍したい!」そうした思いを持って行動している学生なのかどうかを注意深く観察しています。

やりたい仕事が決っていても、いなくても自分のキャリアパスを描くことは可能です。そのキャリアパスの中で、どういった資格を選び、取得するのかが重要なのです。そうしていれば、面接で、資格を取った理由を問われても、自信を持って回答することができるはずです。

VOICE〜人事担当者に聞いてみた〜

私は大学卒業後、大手通信事業者の人事部で新卒・中途採用の面接を担当していました。そして、企業内で新規事業の立ち上げなど、様々な業務を経験した後、自ら会社を立ち上げました。これまでの経験の中で、学生はもちろん、多くの人にお会いしてきました。私が人の話を聞く時に重要視してきたのは、「目的のためになにをしたか」です。
「私の長所は□□□です」、「私は○○○をしたいです」という話を聞くと、「どのような時に、その長所が発揮されましたか?」、「○○○をするために今まで何をしてきましたか?」など、具体的になにをしたかを確認します。なぜなら、考えているだけではなく実際になにをしたかが最も重要だと考えるからです。

就職活動の面接などのPRで、サークル活動、アルバイト、ボランティアなどがよく挙げられますが、自分の進みたい業界のための勉強をすることもとても大事です。特に勉強の中でも、目標を設定して頑張りやすいので、資格の勉強は非常に良いと思います。私自身も大学時代に公認会計士の資格の勉強をしていましたが、今でもその時に学んだ会計・税務・財務の力は、非常に役立っています。

ITや不動産、法律、語学のようなビジネススキルは持っていると必ず役立つ時がきます。常に目標を意識して、頑張ってください。応援しています。